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タンパク質細胞内局在予測システム
「WoLF PSORT」を公開

2005年 4月 8日掲載

WoLF PSORTWoLF PSORT HP : http://wolfpsort.seq.cbrc.jp/

開発者

CBRC:ポール ホートン、朴 根準(2005.4- 東大医科研)
東工大:大林 武
東大医科研:中井 謙太

概要

WoLF PSORTはアミノ酸配列から蛋白質の細胞内局在部位を予測することができる。 WoLF PSORTの予測法は、PSORTIIプログラムの大幅な改良で、既知の局在化モチーフと、 アミノ酸組成にように因果関係は弱いが、局在部位と相関のある特徴に基づいて予測を行なう。 WoLF PSORTはPSORT及びPSORTIIと同じく、予測結果以外にも局在化シグナルについて有効な情報を表示するようになっている。

計算実験(論文は準備中)ではWoLF PSORTの予測率は80%を越えている。 特に、数の多い局在部位では、配列上の類似度があまりなくても、WoLF PSORT から有意義な予測結果が得られるので、BLASTのような配列類似度検索ツールを補うこと ができる。

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