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GPCR-Gタンパク質結合選択性予測システム
「GRIFFIN」を公開

2005年 7月25日掲載

GRIFFINGRIFFIN HP : http://griffin.cbrc.jp/

GRIFFINは、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)に結合するGタンパクの種類を予測するシステムである。 このシステムは、GPCR-Gタンパク質の結合を決定する要因として、リガンド、GPCR、Gタンパク質の複合体全体の構造が関わっているという見解に基づいて作成されており、この複合体構造を考慮して抽出した特徴量を用いてサポートベクターマシンによる判別を主に行っている。 GRIFFINは、リガンドの分子量、GPCRの配列の両方を入力することによってGタンパク質種を予測できるが、リガンドの分子量は範囲指定入力が可能なため、リガンド未知のオーファンGPCRのGタンパク質種予測にも対応している。 現在、平均85%を超える精度でG蛋白質の選択結合性を予測できる。

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