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CAMDA2009で好成績

2009年12月21日掲載



 10月5日〜6日、今年で9年目となる国際マイクロアレイ解析コンテストCAMDA2009(Critical Assessment of Massive Data Analysis)が米国シカゴにて開催されました。本年からコンテストの名称が「Microarray」より「Massive」へと変更されるに伴い、出題されたデータもマイクロアレイではなく、ギガシーケンサーのChIP-seqデータに変更されました。古くからマイクロアレイやChiP-seq解析用のパッケージを開発しているMark Gerstein博士(写真)、RのBioConductorパッケージを開発しているMartin Morgan博士の両氏がキーノートスピーチをした後、コンテスト参加者の研究発表が行われました。

 CBRCからは、細胞機能設計チーム(Jean-Francois Kenichi Pessiot、千葉 啓和、百石 弘澄、谷口 丈晃[三菱総合研究所先端科学研究センター]、藤渕 航)が参加し、彼らが開発したChIP-seqデータのピーク強度をDNAモチーフから予測するツール「PeakRegressor」を用いて解析した結果を報告しました。解析の成績は、Scientific Quality、Software Availability、Presentation Qualityの3点から投票によって決められ、総合3位と好成績を収めました(http://www.camda2009.org/)。


Mark Gerstein博士

Jean-Francois Kenichi Pessiot博士

 

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