2010年 8月 6日掲載
CBRC分子機能計算チームのM・マイケル・グロミハ主任研究員が書籍"Protein Bioinformatics: From Sequence to Function(タンパク質のバイオインフォマティクス―配列から機能まで)"を国際的学術出版社であるアカデミックプレス/エルゼビア社(Academic press/Elsevier)から出版しました。
同書には大きく3点の特徴があります。(1)タンパク質の配列と立体構造の解析、タンパク質立体構造予測、タンパク質のフォールディング、タンパク質の安定性、タンパク質の相互作用と、タンパク質をすべての面から説明しています。(2)インターネットで公開されているデータベースやウェブツール、ソフトウェアなどを利用して、読者が自分のデータを解析する方法を解説しています。(3)キーコンセプトと詳しい演習を説明する図解により、この分野の全体像を体系的・総合的に分かりやすく示しています。
この書籍一冊で、基礎説明から最新の文献情報、現時点で利用可能なタンパク質の解析・予測ツールまで、タンパク質のバイオインフォマティクスが総合的に理解できるようになっています。
リファレンス
M. Michael Gromiha (2010) Protein Bioinformatics: From Sequence to Function, Elsevier/Academic Press.
http://www.elsevier.com/wps/find/bookdescription.cws_home/723171/description#description
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