松浦: 高校生の頃から、バイオインフォマティクスという学問に興味がありましたので…。
岡田: 高校時代から興味を持っていた、というのはすごいですよね。
松浦: あ、いや、あくまで興味を抱いただけです(笑)。大学では違う分野の研究をしていたのですが、大学院ではやはりバイオインフォマティクスを学びたくて、今の研究室を受験しました。今の研究室の先生から「今度、お台場に研究室を移動するから」と言われて、CBRCに来ることになりました。今は大腸菌の表現型による代謝解析が研究テーマです。
岡田: なるほど。僕は産総研での研究(麹菌のゲノム解析)に参加したのがきっかけでした。大学では遺伝子探索がテーマでしたが、情報科学的な分野を本格的に学びたいと思ってCBRCに来るようになりました。今は、脊椎動物のゲノム進化が研究テーマです。
金: タンパク質の立体構造が研究テーマです。立体構造のモデリングについての特別講義を大学で受けたのがきっかけで、この分野に興味を持ちました。そして、大学院に進学し、そこからCBRCを紹介されて……という流れです。
池田: 皆さん、すごいんですね。僕は何もわからないまま連れてこられた印象です(笑)。
岡田: 連れてこられた!?
池田: 研究室配属のとき、漠然とバイオ関連の研究がしたいと思っていました。実際に研究室に入ったところ、徳永さんをはじめとする多くの先輩から「CBRCなら、非常に先端的で面白い研究ができる」とアドバイスを受けて。騙された、とはいいませんが(笑)。
徳永: 僕も大学4年生の時から、CBRCに通っています。当時からよく知っている研究者の方についてきた、というのが正しいところかもしれません。現在のテーマは「分子シミュレーションの解析システム」を作ること。CBRCの環境のおかげで、順調に進んでいます。
岡田: みんなが忙しそうにしているのが印象的でしたね。いつも何かに集中している。
徳永: 中には暇そうにしていらっしゃる方もいますけどね(笑)。ただ、いつも暇そうなわけではない。本当に研究に集中しているときは、CBRCに来てもまったく会えない研究者の方もいます。良い意味で、メリハリのはっきりしたところだという感じは受けました。
金: CBRCには、企業から来ていらっしゃる研究者の方もいます。同じ分野の研究者でも、アプローチの仕方や考え方、取り組み方が違う。大学や大学院とは違う雰囲気があります。
松浦: 確かに、いろいろなアプローチの方法を持つ研究者が多数集まっているので、知らず知らずのうちに影響を受けているところはありますね。手法ありき、だったり、生物学的なアプローチだったり。色々なスタイルの研究者が見られるのは、CBRCの特徴でしょうね。
■岡田 欣也
東京大学大学院
新領域創成科学研究科
情報生命科学専攻
博士後期課程4年
■松浦 麻子
東京大学大学院
新領域創成科学研究科
情報生命科学専攻
修士課程2年
■徳永 慎一
早稲田大学大学院
理工学研究科
情報・ネットワーク専攻
修士課程2年
■金 �瀘�
東京医科歯科大学大学院
生命情報科学教育部
博士(前期)課程2年
■池田 潤一
早稲田大学理工学部
コンピュータ・ネットワーク
工学科 4年
■関嶋 政和
産業技術総合研究所
CBRC 研究員
早稲田大学 理工学術院
客員准教授